就職活動を始める際に、立ちはだかる一つの壁が履歴書作成です。どんな構造で書くのか、どんなエピソードを自己PRやガクチカ(学生時代に力をいれたこと・頑張ったこと)に選べばよいのかなど、疑問もたくさんあると思います。一通り書いたあとでも、本当にあっているのか不安になる場合もあるでしょう。
そこで今回は、人事の方により刺さる自己PRやガクチカ、志望動機の書き方を伝授します。将来グローバルに働きたい方への注意点も記載しますので、履歴書を作成する前にコツを知り、効率的に就職活動を進めましょう!
履歴書・エントリーシートの意図
そもそも、履歴書とエントリーシートは、
・自分がどのような人間か(基本情報/能力・スキル/性格)
・自分を雇ってくれたら、企業にどのようなメリットがあるのか
をアピールするためにあります。
企業の人事の方が見て、「この学生を採用したら、会社に有益になるだろう」と思ってもらえるような文章を書くことが必要です。
履歴書の基本的な書き方:STAR構文を使おう
まず、自己PR・ガクチカ・志望動機の話をする前に、履歴書にはある程度文章の「型」が存在します。この型通りに沿って書くと、書きやすいし読みやすい文章を作ることができます。
結論ファースト
聞かれている質問に対する答えを必ず一文目に記載します。面接でも同様で、結論→理由で話すことが必要です。
STAR構文
Situation、Task、Action、Resultの頭文字を取ってSTAR構文と言います。
・S:Situation(状況)
どのような状況での出来事なのか。
・T:Task(課題)
その状況の中で、どのような課題や目標があったのか。
・A:Action(行動)
課題に対して、どのような行動を起こしたか。またそのように考えた理由。
・R:Result(結果)
行動により引き起こされた結果。
+α:今後その能力や経験をどのように入社後活かしていきたいか
実際に例で紹介します。
<学生時代に力を入れたこと>
私は、日本人留学生会の立ち上げと運営に力を入れました(結論)。
○○大学では就職活動に関する情報が全く入って来ず、就職活動に苦戦している学生が多くいました(状況)。そこで、日本人留学生会を立ち上げ、キャリアイベントを行うことを決意したのですが、学校公認の団体となるには20名の会員が必要でした。友人を中心に10名までは参加希望者を集めることができましたが、残りの10名が中々集まらない状況でした(課題)。そこで、留学生担当の大学の職員の方に交渉し、学生発信の情報は異例ですが、特別に留学生向けメールで会員募集の旨を流してもらえることになりました(行動)。その結果、団体の数は30名を超え、外部講師の方をお迎えしたキャリアイベントなどを実施し、今年の就職活動では全員が今後の進路を決定することができました(結果)。
この経験で培った交渉力と行動力を貴社のグローバル市場の開拓において活かしていきたいと考えております。(+α)
自己PR・ガクチカのエピソードの選び方
自己PRやガクチカで話すエピソードを選ぶ際に、企業の求める人物像を把握し、それに沿ったものを書くことが重要になります。求める人物像は、企業の採用情報に記載があったり、企業説明会で話があったりしますので、企業研究が必要です。また、人事の方に質問する機会がある場合は、「留学経験者に求める能力や入社してから期待することはなんですか?」と質問をしておくとよいでしょう。
その求める人物像がわかったら、その力を最大限に引き出した自分のエピソードを探します。留学中の出来事・学校での勉強・アルバイト経験・インターン・サークルなど、自分がそこまで重要だと思わないエピソードでも使える場合がありますので、思いついたエピソードを人に話して聞いてもらうのも有効です。
留学経験者が多く集まる企業の場合や、留学経験者に限定した選考の場合は、英語力を履歴書でアピールするのは避けましょう。基本的に話すことができる人が集まっているので、差別化になりません。TOEICやIELTSのスコアがあれば十分です。
志望動機で注意すべき点
志望動機では、その企業ではなければいけない理由や、自分を採用してもらえたらどのような良い影響を企業やビジネスに与えられるのか、今後入社後にどのように活躍していきたいのかを記入します。
よく、「商品が好きだから」「海外駐在に行きたいから」「福利厚生がいいから」というアプローチで志望動機を書いている学生がいますが、基本的にほかの会社にも当てはまる理由はNGとなります。
その企業が業界のどの分野で強いのか、行っているビジネスの中でもどんな特徴があるのかを企業分析を行い把握をして、その特徴に魅力を感じた、という書き方をしてみましょう。
履歴書・エントリーシートを書き終わったら確認を!
履歴書やエントリーシートを書き終わったら、24時間、72時間おいて必ず確認しましょう。誤字脱字や日本語がおかしくないかどうかを必ずチェックしてください。
また、キャリアセンターの職員の方や、日本の就活系の企業の人に添削を依頼してもいいと思います。使えるリソースは最大限に生かして就活をしてみてくださいね!




コメント